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                    今年もやります!!
    第3回「なんで有期雇用なん!?」集会のお知らせ

 昨年、一昨年の熱気に満ちた「なんなん集会」、もちろん、今年もやります!
今年は、私の龍谷大学雇い止め裁判で得た解雇撤回、職場復帰という勝利の波に乗って京都精華大学に乗り込みます。
題して:「なんで有期雇用なん!?」the 3rd @京都精華大
         ~3年の壁をぶち壊す非正規労働者の乱~

皆さま、お誘いあわせの上、お越しください。

■日時 2012年2月25日(土) 13:00~16:30(12:30開場)
■会場 京都精華大学 明窓館M-104
【京都精華大学へのアクセス】
①京都市営地下鉄烏丸線「国際会館」駅より、スクールバスで約5分(土曜日は約10分間隔で運行しています)。
②叡山電鉄鞍馬線「京都精華大前」駅下車、徒歩すぐ。
■集会内容
◇現場報告 ◇模擬団交 ◇ゲスト発言 ◇ビデオ上映
◇有期雇用法制に関するレクチャー ◇集会アピール
■デモと交流会
◆集会終了後、叡山電鉄で「出町柳」に移動し、駅前から京都大学正門までデモ行進します(17:30頃スタートで30分ほどの予定)。参加されるかたはプラカードなどをご準備ください。
◆18:30頃から、京都大学構内の「文学部学生控室」で交流会を行ないます。軽食と飲み物を用意します。参加費は1000円+カンパです。
【主催】「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会
     Mail: nandenan0227[at]gmail.com *[at]→@
【呼びかけ団体】京都大学時間雇用職員組合 ユニオンエクスタシー / 関西単一労働組合 大阪大学分会 / 関西非正規等労働組合 ユニオンぼちぼち / 京都精華大学 ユニオンSocoSoco / 関西圏大学非常勤講師組合 / 大学をどうするか!共に考える全学大討論会実行委員会(大阪大学) / アルバイト・派遣・パート関西労働組合 / なんで有期雇用なん!?ネットワーク 龍大支部 / 嶋田ミカさんの雇用継続を求める会 [2012年2月1日現在]

*チラシはこちらからダウンロードできます
https://docs.google.com/open?id=0B3Lu3ytZOfEQZDU0ZWFhYjctY2EyZi00MDU4LWE5NWMtNDk5MzE0ZGRhMTFi


「なんで有期雇用なん!?」the 3rd@京都精華大
――3年の壁をぶち壊す非正規労働者の乱――

 また一つ、「なんなん集会」の伝説が生まれた。

 2011年2月19日、《「なんで有期雇用なん!?」リターンズ@京都――大学非正規労働者の雇い止めと闘う緊急集会》が龍谷大学で開かれた。この「龍大の乱」は、いまや伝説となっている第1回の集会(2010年2月27日:@エル・おおさか)以上の盛り上がりを見せ、まさに「夢のような、奇跡のような集会」の再現となった。
 あれから10か月……「なんなん集会」の夢は実現した! 奇跡は起きた! 「龍大の乱」は勝利に終わったのだ!! 私たちの同志嶋田ミカさんは去る12月、龍谷大学に不当な解雇を撤回させ、職場復帰を勝ち取った。「なんなんリターンズ」に全国から結集した大学非正規教職員の熱気、敵の本丸大宮学舎前で叫んだ「嶋田さんを職場に戻せ」のシュプレヒコール……、私たちの団結と怒りの力を目の当たりにした龍谷大学は、裁判途中で自ら和解を乞うてきたのである。
 これは、「なんなん集会」に結集した大学非正規労働者の歴史的な勝利である。“3年(5年)で雇い止め”の撤回はもはや夢でも奇跡でもなく、私たちの団結で勝ち取ることができる現実なのだ。非正規雇用で働く者への悪意すら感じる最近の裁判の傾向を考えると、司法判断に頼らず、運動の力で解雇撤回・職場復帰を勝ち取った意義は、限りなく大きい。私たちはもはや、黙って涙をこらえてくびになるだけの「使い勝手のいいコマ」ではないことを、見事に実証したのだ。

 今年の焦点は、京都精華大学である。2010年12月14日からの8日間、〈京都精華大学ユニオンSocoSoco〉執行委員長がハンガーストライキをおこなったが、身を挺した訴えをも大学側は無視し、2名の組合員が解雇となった。SocoSocoは2011年7月、京都府労働委員会に、大学理事会の不誠実団交・団交拒否という不当労働行為に関する救済申し立てをおこなった。現在、もう一人の組合員も雇い止め撤回を求めて闘っている。。
 今回の集会では、このSocoSocoの闘いを支援し、全国で蔓延している“3年(5年)でくび”の壁をぶち壊すことを目指す。私たちにはすでに、昨年の「龍大の乱」によって3年解雇を撤回させ、職場復帰を勝ち取った実績がある。今年の「精華の乱」でも団結し力を示せば、3年の壁に風穴を開けることはできる。精華大の仲間のために、そして全国で雇い止めという名の期限つき解雇の危機に直面している同志のために、なにより私たち一人ひとりの尊厳のために、ともに闘おう!

全国の大学非正規労働者よ、2月25日、「精華の乱」に結集しよう!!
再び、3年雇い止め解雇の悪例を粉砕するために、非正規労働者の力を示すために!!
2012.02.09 / Top↑
                   職場復帰しました!!
 1月16日の裁判報告会には、60名以上の支援者の皆さまが来てくださって、本当にありがとうございました。あたたかい祝福の言葉をかけていただいて、感激しました。
おかげさまで、1月25日に、念願の職場復帰を果たしました。

 新しい職場は、雇い止め以前に在籍していた経済学部ではなく、アフラシア多文化社会研究センターです。正直に言うと、「トラブルメーカー」「危険人物」として、冷やかに扱われるのではないかと不安を抱いていました。
しかしセンター長、事務局長、博士研究員や他のリサーチアシスタントの方々に、大変あたたかく迎えていただき、ホッとしました。その中には、ユニオンで大学の非正規雇用問題に取り組んできた方もいて、今回の私の雇い止めの経緯を知って「これはひどい」と思ったそうです。
 私の身分はリサーチアシスタントですが、専用の個室、コンピューター、電話、プリンターまで揃っていて、職場環境は、以前より格段に良くなりました。

 唯一つ、悩みの種は遠いこと。以前は深草でしたが、今度は滋賀県瀬田。大阪田辺から通うと2時間近くかかります。2年近く「毎日が日曜」の生活をしてきた身には、ちょっと大変ですが、そのうち慣れると思います。
 
 こうして、職場に戻ることができたのは、皆さんのご支援の賜物です。
これからも常に感謝の気持ちを忘れず、仕事に取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました!!
2012.02.01 / Top↑
支援者の皆さま
 10月の突然の証人尋問の延期から、ご心配をおかけしましたが、12月22日、京都地裁で裁判上の和解が成立しました。26日、京都地裁記者クラブで記者会見を行い、弁護団と私の連名で声明を発表しました(「雇用継続を求める会」ホームページhttp://skoyokeizoku.jimdo.com/参照)。
 以下に、私が記者の前で話したコメントを掲載します。
1000人の支援者の皆さまともに、解雇撤回、職場復帰というこの非常に画期的な和解を勝ち取ったことが、私は言葉では言えない嬉しいです。
ありがとうございました!!


 
記者会見、原告からのコメント

 本日は、お集まりいただいてありがとうございました。
この度、裁判所の立会いの下で和解を成立させることができました。今年10月に予定していた証人尋問の前に、思いがけず和解の提案があったときには、驚きました。2009年の団交で教職員組合とともに何度も雇用継続を求めましたが、大学側は「金銭解決以外は応じない」という姿勢を崩さなかったため、やむなく提訴に至ったという経緯があったからです。

 和解交渉にあたって、和解を受け入れるべきか、随分迷い、悩みました。
大学側が提示した職場復帰の条件が1年の有期雇用であり、裁判で求めていた3年間の雇用継続との隔たりが大きいことが、私の心に重くのしかかったからです。

 今回の和解は、裁判で求めてきた雇止め解雇撤回と職場復帰という、目的を達成したものです。最近の非正規労働に関わる判決の厳しさや、勝訴しても職場復帰を果たせない事例が多いことなどを考えれば、和解の受け入れも闘いの大きな成果だと確信するに至りました。また、大学の中で和解解決のために真摯に動いてくださった方々の努力に応えたいという想いもありました。

 共に闘ってきた皆さんから「ほとんど完全勝利」「おめでとう」という祝福の言葉をいただき、今は和解を受け入れてよかったと喜びでいっぱいです。

 私が提訴に踏み切ったのは、大学における「教員の使い捨て」に異議申し立てをするためでした。非正規教職員は全国の大学で急増しているにも関わらず、ほとんどの方は、今後の就職活動への影響を恐れて、泣き寝入りを強いられています。
雇止めの危機に瀕している非正規労働者の皆さんに伝えたいのは、声を上げなければ何も変わらないということ、そして声を上げれば何かを変える可能性が開けるということです。私の事例から、一人でも多くの非正規労働者が勇気をもっていただけたら、それ以上の喜びはありません。

 最期に龍谷大学に対して申し上げたいことがあります。
今回、大学側が1年とはいえ職場復帰を実現させてくれたことは、画期的だと思います。今後は定年後の教授を除いて、私のような任期付特別任用教員の採用は、控えて欲しいです。
龍谷大学には、「特別任用教員・特定任用教員の採用に関する協定書」という不安的な身分にある助教授・講師・助手などの特別任用教員の採用については、慎重であるべきとの労使の合意があります。しかし実際、大学当局は学部からの要請に基づいてズルズルと採用を認め続けています。

私は雇止めによって、団体交渉や裁判のために膨大な時間と労力を費やし、精神的にも経済的にも大きなダメージを受けました。また龍谷大学教職員組合や「雇用継続を求める会」の皆さんにも多大なご迷惑をかけました。私の他にも雇止めにされて、絶望と困窮の中で涙をのんだ仲間がいるはずです。「もう誰も、紙屑のように使い捨てにされてはならない」それが私の悲願です。

龍谷大学の建学の精神「共生ともいき」が単なるお題目ではなく、この和解を機に必ず実現されることを、私は信じています。

最期になりましたが、「雇用継続を求める会」に賛同してくださった1000人の支援者の皆さん、この和解は皆さまとともに勝ち取ったものです。本当にありがとうございました。
2011.12.26 / Top↑
    若い人に伝えたいこと
    「夢は叶う」イデオロギーと自己責任論

 先日、佐賀大学の集中講義に行ってきました。
 担当科目は「国際経済論」。半分はこれまでのフィールド調査に基づいて、インドネシアやスリランカの出稼ぎ女性労働について話しました。
  ・ 労働力の女性化、男性の不安定・不完全就労、女性の稼ぎ手化
  ・ 海外出稼ぎ女性問題、出稼ぎあっせん業、「債務奴隷」、不法就労
  ・ 中東湾岸諸国のハウスメイド、現代の奴隷制、搾取と虐待、
  ・ 日本のホームレスの現状、ジャワの物乞い、ホームレスは自己責任?
  ・ 若年層の雇用問題、新卒就職難、非正規雇用の急増、ワーキングプア

 この中で、私が一番学生の皆さんに伝えたかったのは、日本の貧困と雇用の現状です。リーマンショックに象徴されるように、国際経済と密接な関係があります。
 椅子取りゲームの例を挙げ、椅子の絶対数が全く足りない以上、どんなに努力しても、誰かがあぶれる。
それは果たして自己責任なのかということを、考えて欲しかったのです。

 学生の半数は、4回生。就活を通じて、おそらく私以上に雇用状況の厳しさを肌で味わっていると思います。それでも周囲は「夢をもって努力すれば必ず叶う」「あきらめるな」「がんばれ」などという言葉を掛けます。
 いくつも不採用が続くと、当人は「自分の努力が足りないのではないか」「能力が足りないのではないか」と、周囲の励ましや期待、そして世間に流布している「自己責任論」によって追い込まれていきます。自己評価が下がり、自信を失い、ますます力を発揮できなくなります。

 今、学生の皆さんが直面している就職難は、政治的経済的構造的な問題だということを、さまざまな角度からお話しました。だから決して自分を責めてはいけないと…
 賛同人でもある湯浅誠さんが貧困に陥る5つの排除ということを言っておられますが、その中でも最も深刻で危機的なものは「自分自身からの排除」です。自分で自分を見捨てたら、もう死ぬしかありません。日本の野宿者(とくに男性)と話していると、そういう人が多い。「ホームレスになった自分は人間のクズ」「自分が死んでも悲しむ人なんていない」「もうどうなってもいい」と、生きる意欲そのものがないのです。自殺未遂を経験した人も多い。

 「仕事がないことは自己責任ではない」という言葉は、何の解決にもならないかもしれない。
 でも少なくとも、「自分は十分に努力したけど構造的な問題で失敗した」と知ることが、「自分自身からの排除」という究極かつ最悪の排除から貴方自身を救うのです。
 そして、真に責めを負うべき者たちに、抗議の声をあげることもできる。
 その声を広げて、現実を変えることもできるのです。

 授業の終わりの小テストでは、70%以上の学生さんが「椅子取りゲームで座れない人は努力が足りなかったわけではない」と回答しました。いくつかの感想を紹介します。

「本人達の努力だけでなく社会の構造に問題がある、必要以上に自分を責め自信を無くすなということを聞いたとき、求職中の自分は救われた」
「個人の責めに帰すような考え方が一般的になっていることは、非常に残念。このような社会構造は改善されるべきだと思った」
「何社も受けて就職が決まらなかったら、自分は努力不足、能力不足と自分を責めるかもしれない。そんなとき今日の話を思い出したい」
「内定が決まらなくて絶望している先輩の姿を見てきました。大学に入ればある程度のところに就職できると思ってたので、騙された気分です」
「格差社会がさまざまな面に波及している恐怖と焦燥感を感じます。それをその人の問題と片付けるのは許されないと思う」
「私は就職できない人は自己責任、努力不足と思ってたが、話を聞いて考えを改めねばならないと思った」
「講義を聴いて気持ちが楽になった。世論で当人の質や性格の問題と言われているのも、性質の悪い論点のすり替えで騙されていたんだと」
「企業は株主配当や内部留保ではなく、雇用を作るべき」
「企業は労働者が消費者であることを考えて欲しい。若者に金はやらないがモノは買えというのはおかしい。正社員として適切な給料で雇うべきだ」
「親たちは大学に行けば安定職、高収入の仕事に就けると未だに盲信していて、自分の子が就職できないとだらしない、情けないとプレッシャーをかけてくる。自己責任ではないとういことを聞いて、求職中の自分は救われた」

 そもそも「頑張れば夢は叶う」という言説は、思想でしょうか、イデオロギーでしょうか、それとも「宗教」でしょうか?
「頑張れば夢は叶う」という考えは「夢が叶わないのは努力不足」という自己責任論と結びつきます。
本来は政治経済や企業社会の責任である格差や不平等から、目を逸らさせるには好都合です。構造的に排除された者たちは、社会の責任を問わず、ひたすら自分を責めてくれるので、ストも革命も起きず、自殺者は激増しますが、大企業もその傀儡政権も安泰です。 

 「夢は見るものではなく叶えるものだ」なでしこジャパン澤さんの言葉です。
 でもそれはスポーツの世界で言えることです。スポーツには誰に対しても公平なルールがあるからです。高橋尚子でも私でもマラソンで走るのは42.195km。日々努力を重ねれば、運動音痴の私でも、確実に記録は良くなっていきます。
 しかし、現実は違う。最初からスタートが40km地点で、易々とゴールして「勝ち組」に収まる人もいる。
 その一方で、何百キロ走ってもゴールすら見えず、力尽きて「負け組」に堕ち込む人もいる。

 これは公正な競争と言えるのでしょうか? 

 市民運動や労働運動に関わっている人、社会問題の意識が高い人ではなく、今回の集中講義の学生さんのようなごく普通の若い人、就活で悩んでいる人に、この「夢は叶う」イデオロギーの欺瞞性を伝えることが、非常に大切だと今回の講義を終えて、痛感しています。

 佐賀大学経済学部の皆さん、私の話を真摯に受け止めてくれて、ありがとう。
 そしてこれからどんな困難にぶつかっても、決して自分を責めないでください。
2011.08.21 / Top↑
非正規労働者は死ねというのか!
-関学雇い止め、大阪府労委命令書に寄せて-


 2011年5月26日、関西学院大学障がい学生コーディネーターをしていた大椿裕子さんの解雇撤回を求める救済申し立てに対して、「全面棄却」とする命令書を出した。
(詳細は大阪教育合同労組HP http://www.ewaosaka.org/jp/index.html )
 大椿さんは、4年期限の有期雇用であったが、学生と時間をかけて信頼関係を築き上げることがとりわけ重要な障がい学生支援職を、4年で切る合理性はどこにもない。
そこで大椿さんは雇用の継続を求めて、大阪教育合同組合に加入した。それまで大椿さんの雇用替えなどによる継続雇用の道を探っていた大学側は、途端に方針を変えて2010年3月に解雇を強行した。

 これが不当労働行為でなくて、なんだというのだ?

 しかし驚いたことに大阪府労委は、大学側の張をそのまま認める形で、大椿さんの組合加入前から、4年で雇い止めになることは決まっていた。それに対する十分な説明はしてきたというものだった。 彼女と同じ期限付契約職員(非組合員)が職種替えで嘱託職員になり、同じ仕事に従事していることや、上司が継続雇用を求め大学側に働きかけていた事実については、一切触れられていなかった。

大阪府労働委員会のホームページを見ると、その業務について2番目に
(2) 不当労働行為の審査《審査機能》 
簡易、迅速な手続によって、実質的に団結権を保障するべく不当労働行為の事実の存否を判断し、現状回復のための救済措置を行うこと (下線嶋田)
とある。
 だとすれば、組合の団結権の保証もせず、不当労働行為を容認し、大椿さんの解雇撤回・救済を行わない府労委は、自らの職務を放棄していると言わざるを得ない。

労働委員会のひどさは、関学事件に限った話ではない。
パナソニックPDP事件では、公益委員にパナソニック側の利害関係者が入っていたという。なかまユニオンと吉岡力さんは、直ちに忌避申し入れをしたが、大阪府労委は、これを却下した。過去にも明治乳業など中労委で同様の事例があったという。
「公正・中立」の公益委員が聞いてあきれる。

 財政赤字、財政赤字と言うのなら、消費税の値上げの前に、機能を果たしてない労働委員会など、真っ先に廃止しては、どうか?
 血税を使って、労働者の味方のような仮面を被って、救済どころか地獄に突き落とすような命令を出すとは、国民に対する詐欺ではないか?

裁判所は、京大雇い止め事件の例のように、非正規・有期の雇用継続を認めない。
そして、労働者を救済するべき労働委員会までもが、使用者側の言い分を追認するのみだ。

嗚呼、いったい我われ非正規労働者は、どこに助けを求めればいいのか?
使用者側の都合で放り出され、裁判所にも労働委員会にも見捨てられ、路上で果てるしかないのか?
この国は、約1800万人の非正規労働者は全て、野垂れ死ねというのか?

 京大事件の井上さん小川さんは、大阪高裁に控訴した。
 関学の大椿さんも、中労委に再審査を申し立てるとともに、大阪府労委に抗議文を出した。
 いずれのケースも、非正規労働者の人権を踏みにじる否判決・命令書だった。
しかも高裁や中労委でかよりマシな結果が出るという可能性は薄い。
それにも関わらず、闘いの継続を決意した三人の勇気に敬意を表し、拍手を送りたい。

私たちの真の敵は、企業や大学などの使用者でもなければ、裁判所や労働委員会ではない。
困難な闘いの途中で、私たち自身の中に生まれる「諦め」や「絶望」なのだ。

2011.07.03 / Top↑

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