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支援者の皆さま
 10月の突然の証人尋問の延期から、ご心配をおかけしましたが、12月22日、京都地裁で裁判上の和解が成立しました。26日、京都地裁記者クラブで記者会見を行い、弁護団と私の連名で声明を発表しました(「雇用継続を求める会」ホームページhttp://skoyokeizoku.jimdo.com/参照)。
 以下に、私が記者の前で話したコメントを掲載します。
1000人の支援者の皆さまともに、解雇撤回、職場復帰というこの非常に画期的な和解を勝ち取ったことが、私は言葉では言えない嬉しいです。
ありがとうございました!!


 
記者会見、原告からのコメント

 本日は、お集まりいただいてありがとうございました。
この度、裁判所の立会いの下で和解を成立させることができました。今年10月に予定していた証人尋問の前に、思いがけず和解の提案があったときには、驚きました。2009年の団交で教職員組合とともに何度も雇用継続を求めましたが、大学側は「金銭解決以外は応じない」という姿勢を崩さなかったため、やむなく提訴に至ったという経緯があったからです。

 和解交渉にあたって、和解を受け入れるべきか、随分迷い、悩みました。
大学側が提示した職場復帰の条件が1年の有期雇用であり、裁判で求めていた3年間の雇用継続との隔たりが大きいことが、私の心に重くのしかかったからです。

 今回の和解は、裁判で求めてきた雇止め解雇撤回と職場復帰という、目的を達成したものです。最近の非正規労働に関わる判決の厳しさや、勝訴しても職場復帰を果たせない事例が多いことなどを考えれば、和解の受け入れも闘いの大きな成果だと確信するに至りました。また、大学の中で和解解決のために真摯に動いてくださった方々の努力に応えたいという想いもありました。

 共に闘ってきた皆さんから「ほとんど完全勝利」「おめでとう」という祝福の言葉をいただき、今は和解を受け入れてよかったと喜びでいっぱいです。

 私が提訴に踏み切ったのは、大学における「教員の使い捨て」に異議申し立てをするためでした。非正規教職員は全国の大学で急増しているにも関わらず、ほとんどの方は、今後の就職活動への影響を恐れて、泣き寝入りを強いられています。
雇止めの危機に瀕している非正規労働者の皆さんに伝えたいのは、声を上げなければ何も変わらないということ、そして声を上げれば何かを変える可能性が開けるということです。私の事例から、一人でも多くの非正規労働者が勇気をもっていただけたら、それ以上の喜びはありません。

 最期に龍谷大学に対して申し上げたいことがあります。
今回、大学側が1年とはいえ職場復帰を実現させてくれたことは、画期的だと思います。今後は定年後の教授を除いて、私のような任期付特別任用教員の採用は、控えて欲しいです。
龍谷大学には、「特別任用教員・特定任用教員の採用に関する協定書」という不安的な身分にある助教授・講師・助手などの特別任用教員の採用については、慎重であるべきとの労使の合意があります。しかし実際、大学当局は学部からの要請に基づいてズルズルと採用を認め続けています。

私は雇止めによって、団体交渉や裁判のために膨大な時間と労力を費やし、精神的にも経済的にも大きなダメージを受けました。また龍谷大学教職員組合や「雇用継続を求める会」の皆さんにも多大なご迷惑をかけました。私の他にも雇止めにされて、絶望と困窮の中で涙をのんだ仲間がいるはずです。「もう誰も、紙屑のように使い捨てにされてはならない」それが私の悲願です。

龍谷大学の建学の精神「共生ともいき」が単なるお題目ではなく、この和解を機に必ず実現されることを、私は信じています。

最期になりましたが、「雇用継続を求める会」に賛同してくださった1000人の支援者の皆さん、この和解は皆さまとともに勝ち取ったものです。本当にありがとうございました。
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2011.12.26 / Top↑

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